なつのロケット

今回は漫画「なつのロケット」を紹介したいと思います。 この漫画の作者は「まんがサイエンス」シリーズの作者でインターステラテクノロジーズにも協力している漫画家あさりよしとおです。MOMOに描いてあるキャラクターの絵を描いている人ですね。 「まんがサイエンス」シリーズは小学生のころ図書館に置いてあってよく読んでいた思い出深いシリーズなんですが皆さん知ってますかね? それはともかく、「なつのロケット」は小学生5人がロケット打ち上げを目指すひと夏の物語です。 インターステラテクノロジーズの前身、なつのロケット団の名前はここからとられており、主人公たちが作るロケットは3メートルで200㎏、3段式になっている、実現可能な最小のロケットとして宇宙期のエンジニアである野田篤史氏が導いたものです。 主人公たちが小学生なのは、自分たちがロケットを作っているのは子供のころの夢を今になって実現しているのであり、フィクションの中なら子供のうちに実現させてしまいたいと思ったからだとインタビューで答えている通り、純粋な夢にあふれた作品になっています。 ロケット開発の段階も作品発表後本当にロケット開発に乗り出せていることからもわかるとおり、設計から燃焼実験をして実機を作っていくなどちゃんと描写されています。 CREATEの皆さんなら普通の人以上に共感し、感動できる作品だと思います。 1巻で完結するとても読みやすい漫画なのでぜひどうぞ。

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ちなみにですがこの漫画のさらにもとになった小説としてこちらは大人が主人公の夏のロケットがあります。僕もまだ読んでいないのですが興味のある方は是非。

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