本紹介-ポストアポカリプス

冬の巨人

今回はSFというよりかは幻想小説的な側面の強いライトノベル、冬の巨人を紹介しようと思います。 千年にわたって広大な雪原をさまよい続ける存在「巨人」、その曲がった背中の上には熱を取り出すための穴が穿たれ、そのうえで人々は街を作り暮らしていました…

アフター・ロンドン

今回はkindleで販売中の19世紀のポストアポカリプス小説、「アフター・ロンドン」を紹介したいと思います。 1886年に書かれた小説なのですでに著作権が切れてパブリック・ドメインになっており、そのため個人が翻訳し、kindleで出版しています。 物語…

BLAME!

今回は「BLAME!」を紹介しようと思います。 最新作人形の国では大分台詞や説明が増えて分かりやすくなり評判のよくなっている弐瓶勉ですが、初期には説明や台詞がほとんどない作風が特徴でした。「BLAME!」はその当時の作風が前面に出ており、ナレーションの…

アド・バード

今回は椎名誠のSF小説、「アド・バード」を紹介しようと思います。 この本は依然紹介した横浜駅SFの発想のもとになった本で、読んでみればよく似た雰囲気であることが分かると思います。 舞台はあらゆる技術が動員された広告戦争の末荒廃した世界。滅びつつ…

横浜駅SF

前回はカクヨム発のSFを紹介したので今回も同じくカクヨムに連載され書籍化されたSF,「横浜駅SF」を紹介したいと思います。 多分皆さんなら一度は横浜駅に行ったことがあると思いますが、いつもどこかを増改築してると思います。周囲の状況に合わせて増改築…